失敗から学ぶ
船井勝仁さんが現代の若い人達に向けて書かれた本ですが、おじさんの私でもとても参考になり、勉強されられました、若い人たちだけでなくご年配の方々にも是非読んで欲しい内容だなと思いました。
私自身が今まで感じて来た、世間一般に対して抱いていた気持ちは、多くの人も感じていたと思いますが、特に若い人たちは不自然を感じているのではないかと思います。
ご自身の挫折体験やそこから見えた真理など、分かりやすく書かれていてとても共感できました。
普通なら永遠に隠し続けたいと思う内容をストレートに書かれていて、船井勝仁さんって凄い人だなとも思いました。
読むと自分に自信が持て、激動の時代の生て行く力が湧いてくる本ですね。
~ プロローグより一部抜粋 ~
私にとって、父はスーパーマンのような存在でした。
農家の生まれながら、一代で船井総合研究所を築き上げ、経営コンサルタント会社としては世界初の株式上場まで成し遂げた人物でする。
幼いころから父の背中を見て育った私は、「僕も父のようになりたい」という憧れをずっと抱いてきました。
「人にはバカにされるな」
「男たるものはこう生きなければならない」
「何をやるにも命懸けでやれ」
こうした父の教えを常に自分に言い聞かせながら、何とか受験戦争をくぐり抜けてきました。
入社してからは、私も人並みに、社会の荒波にもまれました。
多くの葛藤や、挫折を味わいましたが、そのたびに「父のようになるんだ」と自分を叱咤し、歯を食いしばり続けました。
それなのに、私は、父の後を継ぐことができなかった---。
~ ここまで ~
失敗から学ぶ―父の後を継ぐことができずに、挫折した私は、「自分らしさ」を見つける旅に出た。
著:船井勝仁
第一章 挫折を書き連ねた私の履歴書
第二章 乗り越えられない苦労はやってきません
第三章 「いま、ここ」を生きるということ
第四章 強くなくていい、賢く生きましょう
第五章 自分の生きる道を真剣に探しましょう
第六章 「あなた」がリーダーになってください
~ プロローグより一部抜粋 ~
「自分らしく、自由に生きよう」
このシンプルなことができれば、人生は楽しくて、有意義で、自分らしく生きられるものになります。
しかし世の中は不思議なもので、簡単なこと、当たり前のことを続けていくことが、いちばん難しいことなのです。
自分らしく、自由に生きるために、何を、どのように考え、どう行動していけばいいのか。
これから、それを一緒に考えていきましょう。
~ ここまで ~